フローレス島の火山谷に住むホモ・フロレシエンシスとステゴドン
氷河時代 — 2.6 — 0.01 Ma

フローレス島の火山谷に住むホモ・フロレシエンシスとステゴドン

後期更新世、およそ10万〜5万年前のフローレス島では、火山灰をまとった成層火山の斜面と石灰岩の洞窟が、湿った緑の谷に小さな避難地をつくっていました。画面には洞窟の入口に集う身長約1.〜1.1 mのホモ・フロレシエンシスと、林縁で静かに採食する小型のゾウ類ステゴドン・フロレンシスが描かれ、孤立した島で進んだ“島嶼矮小化”を物語ります。パンダヌスや木生シダに囲まれたこの火山性レフュジアは、氷期の寒冷化の中でも湿潤な森が残った場所であり、深い時間のなかで特異な進化が生まれた舞台でした。

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