1685年 アムール川沿いのアルバジン要塞を包囲する清軍
近世 — 1650 — 1789

1685年 アムール川沿いのアルバジン要塞を包囲する清軍

1685年のアムール川沿いにおけるアルバジン攻囲戦を描いたこの場面では、清朝の満洲兵がロシアの木造砦「オストログ」へと肉薄する緊迫した瞬間が捉えられています。藍色と真紅の布張りの鎧を身にまとった満洲兵が火縄銃と複合弓で猛攻を仕掛ける一方で、防衛側のコサック兵は深い霧と硝煙が立ち込めるタイガの森の中で、重厚な丸太の胸壁越しに必死の抵抗を続けています。この衝突は、毛皮交易と領土拡大を巡って東西から進出した二つの巨大帝国が、極東の辺境で激突した歴史的な転換点を象徴しています。

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