ペルム紀ゴンドワナの大陸棚に生息する棘のある腕足類
ペルム紀 — 大量絶滅 — 299 — 252 Ma

ペルム紀ゴンドワナの大陸棚に生息する棘のある腕足類

極地
後期ペルム紀の極域浅海、約2億5,300万〜2億5,200万年前の南ゴンドワナ大陸棚では、冷たく薄暗い泥の海底一面に、トゲをもつ腕足類プロダクタス類のProductusやMarginiferaがじゅうたんのように広がり、その間をレース状のコケムシ群体や羽のようなウミユリ、そして小型三葉虫Pseudophillipsiaが静かに行き交っていました。水温はおよそ8〜12℃、深さ10〜25mほどのこの海は、一見おだやかでも、ペルム紀末の大量絶滅「グレート・ダイイング」直前の世界です。まもなく地球史上最大級の危機が訪れ、こうした古生代型の海底生態系の多くは永遠に失われます。

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